保育園には、保育の必要性があると認められる児童が通うことになります。
年齢によって2号認定か、3号認定かの区分があります。
3歳になると、2号認定から3号認定に切り替わります。
ちなみに、1号認定は、保育の必要性がないと認められない3歳以上児ということで、幼稚園に通うこととなる児童です。
ここでは、保育園についていくつかみていきましょう。
保育園の定員数
もちろん、保育室の数や広さに関係しますが、保育士の数によって規定があります。
保育士の配置基準というものがあります。
0歳児は、概ね子ども3人につき保育士1人以上、
1歳児と2歳児は、概ね子ども6人につき保育士1人以上必要です。
3歳児は概ね20人につき1人以上、
4歳児と5歳児は概ね30人につき1人以上を配置しなければならないとしています。
「概ね」というところから最低条件ということがうかがえます。
保育士の数も保育室の広さも十分あれば、それが定員数ということになります。
0歳児が20人いれば、保育士は7人必要ということですね。
部屋の広さが十分であっても、0歳児担当の保育士が3人しかいない場合は、定員数は概ね9人となります。
保育時間
保育時間は、フルタイム就労を想定した「保育標準時間」が最大11時間、
パート就労を想定した「保育短時間」が最大8時間となります。
保育園によっては、延長料金を払い、時間を延長できることもあります。
保育時間の例:
保育短時間→8:30~16:30
保育標準時間→7:30~18:30
土曜保育を実施している場合、土曜日は17:00までのこともあるようです。
パートが休みの時でも、午前の活動開始時刻までに登園したほうが(だいたい9時頃)、
子どもたちも活動に入っていきやすいです。
特別な行事のときや、プールがある期間などは保育園から連絡があると思いますので、きちんと時間通りに登園しましょう。
毎日同じ時間に登園することをおすすめします。
子どもたちもペースがつかめるので安心して通えます。
通院などで登園時刻が遅くなったり、お迎えが早くなったりするときは、
連絡すればその時間に合わせて対応してもらえます。
1日の流れ
では、一般的な1日の流れについてみていきましょう。
8:30~9:30 登園
9:30~11:30 散歩、園庭などでの遊び
11:30~12:30 給食
12:30~13:30 給食片付け、お昼寝準備
13:30~14:30 お昼寝 ※ある年齢からはなくなります(保育園によって違います)
14:30~15:30 おやつ
15:30~ 順次降園
イベントなどで練習があるときは、午前中や、
お昼寝のない年齢の子は給食後にします。
更新について
年1回、9月頃に、現況届と次年度継続利用申し込みが必要です。
保育が必要だという証明になる現況届と、就労証明書(在職証明書)を提出します。
提出先は、利用中の保育園です。
郵送で送る必要はありません。
就労証明書(在職証明書)再提出
自営業を始めたり、雇用終了時期がある場合(更新がある場合も含む)、
就業してから1ヶ月~雇用終了時期の頃くらいに、
就業の確認として、就労証明書(在職証明書)の再提出があります。
私は、何度か提出したのですが、ちょっと面倒でした…。
基本的には職場で記入してもらわないといけないので、負担でした。
勤務時間が少ないと指摘を受けて再提出したこともありました。
不正をしているわけではなかったのですが、
できるだけ負担はないほうがストレスもためずに済みますよね。
まとめ
保育園の基本についてお伝えしましたが、これは一例です。
自治体にもよりますし、その保育園の雰囲気もそれぞれ違います。
長ければ6年程度通うことになる保育園です。
しっかり目で見て確認して、疑問はしっかり保育園で質問して解決しておきましょう。
そういった保育園の対応も、保育園を選ぶ基準にするといいと思います。
あなたが、いいと思える保育園に出会えますように。
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