保育園に預けられる条件は?

保育園

昨今、保育園への関心が高まっています。仕事をしたくても保育園に入れないと仕事をあきらめたり、何とかして預け先を探さなければなりません。
まずは基本的な、保育園に預けられる条件についてみていきましょう。
ここでは、一般的な認可保育施設を前提をしています。

条件1:事由

①就労 家庭の外で仕事をしているため、家庭で児童と離れて、日常の家事以外の仕事をしているため、育児休業復帰のため。

②妊娠・出産 出産前後のため。

③育児休業 育児休業中で、現在児童が保育所等を利用しているため。

④疾病・障害 病気にかかり、負傷し、または心身に障害があるため。

⑤介護・看護 児童の同居の家族に長期にわたる病人や、心身に障害のある人がいて、保護者がいつもその看護にあたっているため。

⑥災害復旧 火災や風水害や地震などの災害に遭い、保護者がその復旧にあたるため。

⑦求職活動に専念しているため。

条件2:就労時間

保育園に子ども預けるための事由として一番多いのが、保護者の就労です。
そこで、月にどれくらいの就労時間が必要になるのかをみていきましょう。

筆者の自治体では、「月60時間未満の就労は、要件として認められません」と明記されています。

東京都のある区では、保育必要量の認定について、フルタイム就労を想定した「保育標準時間」は、1か月あたり120時間以上の労働で認定、
パートタイム就労を想定した「保育短時間」は1か月あたり48時間以上、120時間未満の労働で認定と明記されています。

また、兵庫県のある市では、1か月あたり64時間以上の就労が要件となっています。

この部分は、各自治体での状況などりより、必要な条件が変わってきますので、直接お住まいの自治体に問い合わせてみましょう。

条件3:空き状況

もちろん、定員に空きがないと保育園に預けることができません。
自治体や、考えている保育園のホームページで確認したり、直接状況を問い合わせてみましょう。
直接電話をしたり、足を運んだりしたほうが最新の状況がわかります。
体調などに不安がなければ、ぜひ直接問い合わせましょう。

まとめ

一番は、直接自治体に問い合わせてみることです。
空き状況は、保育園に直接問い合わせるほうが最新の状況がわかりますが、保育園に入れるための要件は、自治体が認定するということもありますので、自治体に問い合わせましょう。

また、月に何時間以上働いていないといけないという要件がある場合は、仕事探しにも影響してきますので、必ず確認しておきましょう。

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