保育短時間と保育標準時間

保育園

認可保育園の「保育時間」には、保育短時間と保育標準時間があります。

就労の時間数によって決められています。

それぞれ、何時間預かってもらえるのでしょうか?

保育標準時間

1ヶ月の就労時間が120時間を超える場合は、保育標準時間で認定されます。

概ね7:30~18:30の、最長11時間になっています。

保育短時間

1ヶ月の就労時間が120時間未満の場合は、保育短時間で認定されます。

最低時間数は、保育園に預けられる条件の最低条件となります。
50~60時間程度が多いようです。

概ね8:30~16:30の、最長8時間になります。

保育短時間では時間が合わない場合

パートで扶養内で働くような場合、たいてい保育短時間と認定されますが、
通勤時間を含むと保育短時間の範囲内での送迎が不可能な場合などは、
申し立てをすれば保育標準時間が認められる場合があります。

私の住む自治体の場合は、就労証明書の裏が申立書になっています。

保育標準時間でも時間が合わない場合

保育園によっては、延長保育時間を設けているところがあります。

別途料金が必要なことが多いので、仕事の時間を優先するなら、
それに合った保育園を選ぶことをおすすめします。

通勤時間や、他に送迎をしてもらえる人がいるかどうかも
判断基準になります。

土曜保育

土曜保育も保育園によってはあります。
サービス業で働くお母さんにとってはとてもありがたい制度ですね。

毎週のところもあれば、隔週のところもあります。

私がレストランで働いていた時には利用していました。

給食も出ますが、時間は17:00まででした。

両親ともに土曜日に仕事という家庭はそれほど多くないので、
人数は限られていました。

1クラス分程度の人数なので、0歳から6歳の園児が一緒に活動します。

仕事が終わり次第お迎えに行ったら、おやつの時間がはじまるところで、
先生のご厚意で、おやつを食べさせてもらえることになり、
おやつの時間を見学したことがあります(笑)

貴重な経験でした。

料金

保育料は、3歳児以上では無償となりましたが、課税額によって変わってきます。

もちろん、保育短時間より保育標準時間の方が少し安いです。

土曜保育を利用してもしなくても、料金は変わりません。

延長保育料は保育園によって料金も支払い方法も違うので、
入園したい保育園で確認しましょう。

まとめ

保育標準時間はフルタイムを想定されていて、
1ヶ月あたり120時間以上就労していることが条件です。
最長11時間預かってもらえます。

保育短時間は1ヶ月あたり120時間未満就労している場合に認定されます。
最大8時間預かってもらえます。

しかし、申し立てをすることにより、就労が120時間未満でも、
保育標準時間が認められる場合があります。

また、延長料金や土曜保育の制度も保育園によって違いますので、
希望の保育園についてしっかり調べておくことをおすすめします。

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